【編集事務局便り】232

■今月号では、ベオグラード在住の山崎洋氏からNATOの空爆の「NATO空爆とコソボの悲劇」をご寄稿いただきました。山崎氏には、
ベオグラードからの視点で、いままでにもいくつかご寄稿いただいております。こちらからご覧いただけます。 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=VSuu7r

また、山崎氏から、先月初岡昌一郎氏の「立憲民主党は軍事費激増と先制攻撃を容認する新軍事戦略の徹底的追求をーウクライナ戦争フィーバーに便乗する「新しい戦前」への回帰を憂慮する」へのコメントがありましたので、それに返信いただく形で、初岡氏にも「23年3月号の山崎洋氏の問いかけへ答えて」でご返答いただきました。深く示唆に富む議論をありがとうございます。
 羽原清雅氏から、「劣化する政界、遠のく民意」をご寄稿いただきました。
毎月、多くの方からのご寄稿ありがとうございます。

■「メールマガジン・オルタ広場」はおかげさまでこの4月で丸5年がすぎ6年目に入ります。いつもご支援いただきましてありがとうございます。同WEBサイトは、2004年発刊した「メールマガジン・オルタ」からのサイトを引き継いでいますので、19年間にご寄稿いただいた貴重な文章が、執筆者別に読むことが可能です。
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 今月号にご寄稿いただきました皆様の著者別検索結果のページは以下の通りです。これまでたくさんのご寄稿に感謝をこめて掲載させていただきます。(敬称略)あわせてお読みいただけましたら幸いです。

山崎 洋 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=VSuu7r
初岡 昌一郎 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=qOimDJ
羽原 清雅 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=Pnf901
岡田 充 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=0W64oC
荒木 重雄 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=nldf4N
趙 慶春 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=bfxfGP
延 恩株 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=24JP8H
色平 哲郎 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=gRq3ob
大原 雄 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=XRwil1
栗原 猛 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=3BlGor
竹本 泰則 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=EOi4lM
坪野 和子 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=uafIqo
大賀 敏子 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=UCa1tW
矢口 英佑 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=9Aap7x
清水 浩之 https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=70CoGp

■最近「オルタ広場」について話をするとき、「父の残した宿題」といって話すことが多くなっています。93歳で次号の企画書をもって倒れるまで、父は真冬でも人と会うのに忙しい毎日でした。おかげで、自宅は片付けもされず、書籍はそのまま。雑多な本ですが、私はこれもまた「宿題」のようでなかなか捨てることができません。
 大正13年(1924年)生まれの彼は、どんな時代を見てきたのか。何に憤りを感じ、80歳で始めた「オルタ」を通じて、何を残したかったのか。

 それまで、「オルタ」を傍で手伝ってはいたものの、難解なものも多く、熱心な読者ではありませんでした。この5年間、ご寄稿いただいた原稿をよむことで、それまでの自分の視野になかった数々を勉強させていただきました。
 最近では、3月号の初岡氏の「新しい戦前」について」書かれた中で、「日中戦争から太平洋戦争という戦争時代に育ち、青年期と壮年期を戦後に送ってきた我々世代が、人生の最後に「戦前」を迎えざるを得ないのはあまりにも無念残念だ。」という「無念・残念」が心に刺さりました。
 多くの方の「無念」を受け止め次世代への発信を続け、よりよい未来を考える一助になるように。
 「残された宿題」は課題から考えなければならないので難問ですが、心に残った「点」が集まり、徐々に繋がっていく感じがします。

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(MK)

(2023.4.20)
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