【編集事務局便り】245

■今号では、羽原清雅氏から「「政上下民」でいいのか —政治の低劣化を阻む道は」をいただきました。

■岡田一郎氏が、「社会運動4月号」に発表した「ボトムアップ民主主義の時代「杉並区長選、その後の展開が新しい」につきまして、本サイトでも掲載させていただいております。オリジナルサイトはこちら。https://cpri.jp/ 
市民セクター政策機構は、生活クラブ生活協同組合グループ全体のシンクタンクとして活動している団体で、季刊「社会運動」は年4回発行しています。主な役割は、食、農業、環境、協同組合や、社会的連帯経済、国際交流などの分野における調査・研究活動。岡田一郎氏は、今年度市民セクター政策機構客員研究員として、地方政治の最近の動向および今後の展望などについて発表される予定で、本サイトでも引き続き掲載させていただきます。

■大賀敏子氏がコンゴ動乱の場であるキンシャサに行かれたとのことで、現地より投稿いただきました。

■先月2024年4月号のオルタ広場を発信した後、ジャーナリストで、「海峡両岸論」と「酔生夢死」を書いていただいて岡田充さんが亡くなられたと連絡がはいりました。長い間、闘病をされながら、最後まで精力的に執筆されていました。本サイトでは、福岡愛子氏から追悼文をいただきました。
そのなかで、「岡田さんの論考からは、日本にいる限り日・米一辺倒の枠組みに規定された見方しかできていないことを自覚し広い視野で世界情勢をとらえることが、どれだけ重要かを教えられてきた気がします。その視野と姿勢を保つために必要な情報の質と量を、今後どこに求めればよいのか、心もとない限りです。でも、岡田さんが自らの病とも闘いながら最後まで健筆を振るわれた痛切な思いは、しっかりと受けとめたいと思います。」
と書いていただきましたが、つくづくと同感しております。

また、「酔生夢死」では、くすっといつも楽しませていただきましたのに、たいへん残念です。岡田氏の個人メディアは、こちらです。https://okadakaikyouryouganron.weebly.com/
「海峡両岸論」は22年7月分より掲載されています。
それ以前の岡田氏執筆のものは、オルタ広場でもご覧いただけます。
https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=0W64oC

個人サイトでは、ページトップに2つの写真が掲載されています。
「酔生夢死」では、
https://okadakaikyouryouganron.weebly.com/37204299832281827515
写真は、・1930年(昭和5年)第16回帝国議会選挙で衆院議員に初当選、旧議事堂の議員控室で、他の立憲民政党議員とともに記念撮影に収まる筆者の祖父、初代岡田春夫(後列左4)。

22年4月以前の「酔生夢死」アーカイブでは。
https://okadakaikyouryouganron.weebly.com/372042998322818275151.html
写真は、・北海道美唄市我路町1条に残る筆者の生家。祖父の岡田春夫(初代=1887~1937年)が1913年(大正2年)に建て父親の岡田春夫(1914~1991年)もここで生まれ育った。生家は川の氾濫によって全体の3分の2が流出した。(2021年11月6日撮影)

また、24年1月に「開店」した「孤食万歳」は、いきなり岡田氏の目でみつめられぎょっとしますが、「歯を失い噛めなくなって数年、「眼前の快楽」の一つだった食の楽しみは消えた。そこで記憶の引き出しを開け時空を自由にトリップし、いま食べているような妄想遊びを思いついた」と、台湾などの食べ物や思い出をおりまぜて紹介されています。
https://okadakaikyouryouganron.weebly.com/23396391351997527507/5018964

長い間貴重な情報を発信いただきましてありがとうございました。心より感謝いたします。ご冥福をお祈りいたします。

■長年住民運動のネットワークづくりなどに貢献されてきた仲井富さんの追悼・思い出は住民運動の方々から引き続き多くよせられましたので掲載しております。また下記のページでまとめておよみいただけます。https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=4xnCXv

今月もありがとうございました。(MK)

(2024.5.20)
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