【オルタのこだま】
オルタ119号の感想
119号を読ませていただきました。いつもホットな問題、気付かない問題あるいは盲点について解説いただき勉強になっております。有難うございました。
・特定秘密保護法: まさに毎日テレビで、ここで解説されている点がどうなるか、固唾をのんでみています。
「考慮します。」とか、「検討します。」とか言わないで、検討した結果を審議に掛ければいいのにと思います。
・脱原発: 主義や体制じゃない、まさにその通りだと思う。具体的な問題だから、技術者集団を含めての工程表の議論をすべきだと思う。いくつかの選択肢があればそれを国民に問えばいい。
・オリンピックのレガシー: こんな会合があったんだ。それにほとんど参加していないのは嘆かわしい。壮大な花火ばかりに目を奪われて、化け物のような建物が立つとか、立ち退かされるとか、ビックリするようなことがボロボロ出てくる。今までも最後までの収支決算されているのか疑わしい。
・TPPの原型・郵政民営化のウソ: 都会に居るとよく分からないが、山間地では郵便局が無くなり困っているとよく聞く。民営化の影響がこんなところに出て来ている。初めはコンビニ併営とか言っていたのに。
でも、私には、ある外郭団体に行ったらホテルのような建物、「これ何なの?」「郵貯の余った金に目を付けたから建てられた。頭いいね。」と言われた経験がある。今は維持に苦労しているのかな。
・海賊党の挑戦: こんな党があるのだ。成立するなんて驚き。これで投票率が上がるというのだから、世代交代の速度上げなくてはならないな。
・無人爆撃機の失敗: まさにロボット戦争。失敗と言っているようにこれでは何も解決しない。もう、殺し合いは止めるべきだ。それこそロボットを派遣して環境の平準化を図るべきだ。
・国際社会復帰を目指すイラン: いろいろ経緯があるようだが、ロハニ大統領とオバマが電話会談したことは大きい。世界の動き知ってもらい、派閥間でも話し合えるように早くなってほしい。
・北朝鮮とのかかわりに想う: なるほど、「ヘイトスピーチなどを中高年層に阻止する責任がある。」と言われるか。確かに今の若者の知らない関係を知っている。それをあまり教えて来なかったことも確かだろう。でも、それを掘り返しても進歩はないと思う。交流が一番いいと思うのだが難しい状況にあるのが嘆かわしい。
・都市戸籍で得て失ったもの: 前に説明があったかと思うが、どうして戸籍を二つに分けたのだろう。単に不動産を売りたいがためだろうか。だったら、トンデモナイ施策だと思う。でも、この問題は日本のニュータウンでも起きている。学校の教育も当然だが、住民同士の交流の努力が基本だろう。
・幸福な家庭と不幸な家庭: 面白い。表現として鑑賞している分にはいい。ここに現実を持ち出すのはふさわしくないが、施策に結びつけるとそれぞれの不幸、だから、施策もそれぞれとなる。
・フランスにおける日本: 日本が食べ物で根付いたというのは大きいと思う。特に日本食は食材から器から作法から雰囲気まで、近くはダイエットまで広く文化につながっている。更なる広がりに期待したい。
・中国の自転車: やはり、中国は広い。北京と深センではまるっきり違うんだ。アメリカのように州ごとに法律が変わっているというようなことがあるのだろうか。
・ミヤンマー通信: 日本だって昔は神式の休日だった。仏教の休みなどなかった。労組が2つ出来たと心配している。差はトップの感情的なものだという。組合員の色分けならともかく、これでは心配になろう。
・書評: 書評と思って読み出したら難しい。最後の頃で私がくたびれたせいか、ぼんくら頭では、ちょっと付いて行けない。ごめんなさい。
・女性の役割: これも再構築と歴史を説き起こしている。そこまで行かなくても、今は女性の意識高いから「男社会に対抗する女の力を結集しましょう。」で女の力纏まらないだろうか。イデオロギーではなく生活に基盤を置けば纏まるように思う。甘いかな。
・もっともしっくりきた句: 冷ややかに受診の腕をさらしけり、このままで良しと思う人少なき世。 以上
(筆者は稲城市在住・元団体役員)