■今月号は、先月号から引き続き、「ポスト・コロナに向けて」と特集コーナーを設け、今号では、8名の方からご寄稿いただきました。
・菅家氏から、「コロナ渦で地球温暖化を考える」https://bit.ly/2YORNmS
また、今号では、海外在住の方々から各地の状況をレポートいただき、あらためて、世界同時にコロナが襲ったのだということがわかります。
・鈴木氏からはフランスの、https://bit.ly/30WKr3e
・山崎氏からは、ベオグラード便りをhttps://bit.ly/3diLYTP
・以前「マジソン通信」をご投稿いただいた石田さんからはアメリカ・マジソンから2本 https://bit.ly/2CiT7Xm、 
https://bit.ly/2BqNs0R 
いただいています。

・井上氏から、通常より遅れて6月半ばに発表されたOECDの「経済見通し Economic Outlook」で描かれた今後の世界経済のシナリオについてhttps://bit.ly/2BmNp6x

・初岡氏から1972年にローマクラブから発表された『成長の限界』の報告の再考を、https://bit.ly/3hJfohn 
・松宮氏、田中氏からもご投稿いただきました。ありがとうございます。

■引き続き議論を広げたく、「ポスト・コロナに向けて」は、来月も皆様からの
ご意見ご投稿を広くお待ちしております。短い文でもかまいません。また、今回
の皆様のご考察へのご意見なども気軽にお寄せいただければと存じます。

■安倍政権も、前法務大臣夫妻が逮捕されるなど、長期政権のひずみが各所でで
ているようです。「オルタ広場の視点」では、羽原氏から「コロナ禍に潜む「財
政運用」はこのままでいいのか―「民意」を歪める安倍政権の独断」をいただい
ています。

■そのほか、「コラム」や「投稿」など、いつもご寄稿ありがとうございます。

■550万人のパレスチナ難民を支援するUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)
で保健局長を務める医師の清田さんがテレビ番組で、コロナ禍の今、最も大事な
ことは「決して誰も置き去りにしない」。「社会的な弱者を決して置き去りにし
ない」と強い口調で繰り返され、コロナの問題は、「私たちはいったいどのよう
な社会・世界を作りたいのか」を根本的な問いを投げかけているのだという言葉
が強く印象に残りました。

この春から、「自分の役割はこれでよいのか」ふと思うことが増えたように思い
ます。社会に対しても、「この姿・システムでよいのか」と疑問に思う時が増
えています。

今、コロナのせいで、世界中で一斉に社会システムを問い直すこと、考えるとき
が与えられたならば、「コロナ後」は、「ありたい姿」に本当に変えられるのか
もしれません。

この機会を利用して、「誰も置き去りにしない」「排除しない」社会づくりが見
えたなら、コロナ災害を克服したことになるのかもしれません。そんなことを心
に刻み、まずは自らに問いかけ、小さな行動を積み重ねていきたいと思うこの頃
です。

コロナに加え、熱中症も注意が必要な時期になってまいりました。どうぞくれぐ
れもお体お気をつけてお過ごしください。(MK)