【編集事務局便り】185

◆今月は、4月の統一地方選挙等を受けて、岡田一郎さんから「統一地方選挙・衆議院補選の総括」を、仲井富さんから「沖縄3区と大阪12区補欠選挙と地方選」の分析をいただきました。
また、「令和」にからみ、羽原さんから「「令和」下の天皇と政治権力」について、沖縄の平良さんからは「新元号「令和」に当たって~「九州年号」」ご寄稿いただきました。

◆今回から、あらたに、竹本さんが「 『論語』のわき道」と題して「コラム」へ連載をいただくことになりました。

◆先月から豪州の国民的童画作家メイギブスについて書いた高沢英子さんの記事に、オーストラリア在住のメイギブスのファンの日本人の方から次のようなメッセージをいただきました。「私たちは、オーストラリアに住んでいるのですが、メイ・ギブスのあまりにかわいいガムナッツベイビーズを日本の方にもっと広く知っていただきたくて、今ガムナッツベイビーズのオリジナルグッズ製作に家族で奮闘しています。 私たち自身、メイ・ギブスの大ファンなので、日本で知られていないガムナッツベイビーズの良さをどう広めていったらよいだろうと日々考えているのですが、そんなとき、高沢英子様が書かれたメイ・ギブスに関する記事を見つけて、うれしくて興奮冷めやらずお邪魔してしまいました・・・。(中略)メイ・ギブスの伝記があったことを初めて知り、勉強になったり、その伝記を書かれた著者の方がクイーンズランド州の熱帯雨林地域にいらっしゃることを伺って、私たちもその一部のケアンズに住んでいますので、勝手に(笑)身近に感じたりして楽しかったです。」
当メールマガジンを配信している方ではないが、「メイギブス」という検索でたどり着いてくださったようです。まったく違う角度から訪問いただいたことでなんだか嬉しくなり、先月、今月の高沢さんのページにメイギブスの本の挿絵などをいれてみました。ほっこり笑顔になれるようなイラストですので一度覗いていただければ幸いです。

◆はやいもので、当サイトも、メールマガジン「オルタ広場」と名をかえてから一年をすぎ、13号の発信となります。皆様からの変わることなくご寄稿いただいた、多彩な原稿を中心に継続できたことに、ここにあらためて感謝申し上げます。大きな論考がなくても、近隣の国々の生活の話や一方政府からの弾圧、メディア論なども含め、様々な角度からの視点があり、他のメディアではなかなか知ることのできない内容が多く充実しております。一方、前編集長にかわり、「編集事務局」をつくり、トップの論考だけは企画をしようとしてきましたが、それぞれ働き盛りで本業があるボランティアで、なかなか十分なことができません。ぜひ皆様にもお知恵をお借りしながら継続していきたいと思いますので、今後ともご提案などいただければ幸いです。

■平成から令和へ、明るく穏やかな雰囲気の中で代が変わったことに、どこか安堵しました。「年号」が変わることで、マインドがかわり、これまでの歴史を客観的にとらえ、よいものを残し、革新をつづけることで、日本の形が新たにつくられることと期待しています。(MK)

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