■編集後記

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◎ 私事ですが、私の父と祖父の墓がある船橋市馬込霊園で200 基あまりの墓が何者かに破壊されるという事件がありました。

 幸 い、私の父と祖父の墓は破壊を免れましたが、このようなバチあた りの事件が発生すること自体、人心が荒廃し、日本社会が既に末期 的な様相を示し始めていることを物語っていると思います。

 そのような社会に対して、民主党はどのような対抗軸を示すこと が出来るのか、今月号をごらんください。(I.O)

◎ 今月は羽原論文を基調に座談会も組み、民主党特集となった。 政治決断をする場合、「歴史の審判を受ける」という言葉がある。

しかし、民主党とくにその「若手国会議員」といわれる人々には 「自民党とともに改憲」を進める決断をする前に「歴史に学ぶ」と いう政治姿勢を深めてもらいたいと思う。

 昭和史を振り返っただけ でも戦前には昭和6・7年、昭和11・12年の転換点があり、なによりも 昭和20年の敗戦がある。

」◎ 太田博夫さんから投句をいただいた。富田さんのものと共に 毎号味わえるのは楽しい。

◎ 野村かつ子さんから提供されたアメリカにおけるBSEの資料は 今日の問題に対して10年前に野村さんたちが闘った足跡を示すもの でもある。(NK)