【編集事務局便り】202

■今月号発行まじかの16日に前編集長・加藤宣幸の長年の友人で「オルタ広場」
の執筆者の一人である仲井富氏から「2019「戦後」の記憶 聞き取りレポート
(2) 仲井富さん1933(昭和8)年岡山県生まれ」という冊子をいただきまし
た。仲井氏の聞き取りをした著者の福岡愛子さんは2013年より「オルタ広場」で
ご投稿いただいています。
 第一部は、福岡さんがまとめた仲井氏の略歴、第二部は、聞き取りの主要部分
を生の声を活かして採録して時系列とテーマにそって再構成されたもの、第三部
は、「仲井氏の記述を分析し意味づけて、氏の生きてきた時代を、今につながる
歴史の中に位置づける」内容で構成されています。
 仲井さんと福岡さんは、加藤宣幸を通じて知り合い、また、福岡さんが「砂川
闘争」へご興味をもったことで、仲井さんとの接点が深まったと伺っています。
「メールマガジン・オルタ」での出会いにより、個人の歴史の記憶が「記録」と
しても残されたことを、前編集長も喜んでいることと存じます。私個人としても、
「ご近所の仲井さん」のライフストーリーが、父のあゆみと重なる時代もあるの
で、あらためて興味をもって読んでみたいと思っております。
福岡愛子さんの当サイトでご投稿はこちら。 https://bit.ly/31m59sK

■今年91歳になられた久保孝雄氏から「 老化防止を兼ねて世相に一言物申すこ
とを続けたいと」twitterを始めたとご連絡をいただきました。既に150回を超え
ているとのこと。辛辣な世相批評が投稿されています。久保氏の過去のご発言は
こちらからご覧いただけます(登録不要)。ttps://twitter.com/kubotakao2019
 ぜひこれを機会にTwitterへもご登録を。
久保孝雄氏の個人HPはこちら。https://www.kubo-takao.com/

■19日夜朝日新聞に、「菅義偉首相が野党時代の2012年3月に刊行した単行本
『政治家の覚悟』(文芸春秋)を改訂した新書が、20日に発売される。『政府が
あらゆる記録を克明に残すのは当然』と公文書管理の重要性を訴える記述があっ
た章などを削除。官房長官時代のインタビューを追加している。新書は全244ペ
ージ。」とありました。「公文書管理」については、多くの国民の当然の期待で
すから、「悪しき前例にとらわれることなく」、初志を貫徹してほしいものです。

■今年の冬は3年ぶりにラニーニャ発生の予報もでて、寒い冬の冬が予想されて
います。早めの備えで油断なくお過ごしください。(MK)

(2020.10.20)
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