【第12回 オルタ・オープンセミナーのご案内】
テーマ: 次期フランス大統領選挙と左翼陣営の混乱
講 師: 鈴木 宏昌(パリ在住・早稲田大学名誉教授)
日 時: 2016年10月29日(土曜)14時〜16時30分
会 場: ちよだプラットフォームスクウェア(本館)402号室
千代田区神田錦町3-21 TEL:03-3233-1511
地図:http://www.yamori.jp/access/
交 通: 地下鉄東西線竹橋駅2分
会 費: 1000円 但し学生・院生は無料
申込み: 事前に申し込みの必要はありませんが会場の都合もありますのでできれば下記に出席をご連絡いただければ幸甚です。
メールマガジン・オルタ Email:alter@alter-magazine.jp
まもなく冬を迎える荒れ模様の地中海沿岸に中東・アフリカからの難民は引きも切らず押し寄せ、この難民の救援・受け入れを巡ってEU主要各国は揺れに揺れる。すでに英国は苦悩の末EU離脱を決め、鉄壁を誇ったドイツのメルケル首相も足元の州政府が右翼政党の進出に脅かされる。フランスにいたっては度重なるテロの発生もあり、深刻な宗教紛争も絡んで各種選挙では移民排撃を叫ぶ極右政党が各地で大幅に躍進し、大統領選挙の帰趨を決めかねない。難民・移民の急激な増加は貧困・格差・差別・宗教・教育・雇用・賃金・住宅・治安などあらゆる分野に影響する。オランド政権はすべてに不手際が目立ち、来年の大統領選挙は敗北必至とみられる。フランス社会の現状と来年の大統領選挙をめぐる政治状況についてパリに在住する早稲田大学名誉教授の鈴木宏昌先生に詳しくお聞きする。